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回復プログラムPROGRAM

沖縄ダルクでは、依存者が「自分は社会の有用な一員である」と実感し、
健康的な新しい生き方ができるように、様々なプログラムを提供しています。

プログラムの内容

プログラム01

グループミーティング(ダルクミーティング/自助グループへの参加)

ミーティングは、基本的に“言いっぱなし”、“聴きっぱなし”のスタイルで行い、非難や批判をされることなく、お互いの経験を分かち合います。
また、その場で話されたことは、他の場所で話題にすることはお互いにせず、個人の秘密は守られます。そのため、このミーティングでは、幼い子ども時代から現在まで、様々な経験が語られます。
新しい価値観を育み、人生に向かい合うためには、今までの生き方を見直していくことも大切なことであるため、その語りの中では、依存症に関することや現在のことだけでなく、誰にも言えなかった体験についても語られることがあります。
中には、DVや虐待のある家庭で育ったことや、家族との葛藤、様々な被害経験などについて話す人もいます。
これは、現在の依存症の問題や経験を理由付け、「仕方ない」と慰めたり、開き直るためにあるのではなく、ゼロから生き直し、新しい価値観を育むために行われるものです。
グループミーティングを通して、仲間と分かち合い、互いに学び合うことで、新しい生き方が方向付けられていきます。 同時に、感情に振り回されるのではなく、自分の感情を使いこなす能力も自然と身に付いていきます。

グループミーティングとは?

グループミーティングは、1日3回(午前と午後のダルクミーティングと夜間の自助グループ:NA)、毎日行います。
そのうち、週に3回は、NAが提案する12ステップのスタディーミーティングとして、ステップミーティングを行い、週1回は、 ダルクを利用する上での日常的な様々な問題をスタッフと含めたメンバー全員で話し合うハウスミーティングを行っています。 また、夏場は、週2回、ビーチプログラムを実施しています。 指導や忠告をするのではなく、お互いが自分のために高めあうのがダルクの方法。 回復し生き生きしている少し前をいく人の姿は励みになる。
また、自分の少し後をいく人の手助けをすることが、クリーンな生活を続ける力となる。

プログラム02

エイサープログラム

沖縄ダルクでは、沖縄の伝統芸能であるエイサー(沖縄ダルク祭り太鼓)を週2回、プログラムとして取り入れています。それにより、地域の人々との交流の場も増え、今では年間数十回の出演依頼がくるようになっています。依存者は自己評価が低い人が多いため、人前で拍手をもらうことが本人の自信回復につながっています。

プログラム03

スポーツプログラム

沖縄ダルクでは、身体を使ってのリハビリテーションの一環として、週2回、スポーツプログラムを取り入れています。仲間と楽しみながら身体を動かしたり、協力してプレーすることで、みんなで支え合って回復に向かって一緒に歩いていけるようになります。何よりも、身体が健康になり、生き生きしていきます。

プログラム04

その他のプログラム

月に一度のレクリエーション活動を通して、仲間との分かち合いの場を広げています。
また、セミナーなどにも随時参加しており、沖縄県更生保護会DV加害者更生相談室が主催するDV防止について考える講座にも毎月参加しています。 この講座では、会場設営や駐車場係などのボランティア活動も同時に行い、運営をサポートしています。
この他にも、地域におけるボランテイア活動を行うことによって、地域や各機関との連携をはかり、地域内の人々との交流を深めています。 外に出て、多くの人と関わることで、社会との接点が持てるようになるだけでなく、地域社会の依存者への理解も深まり、依存者が「自分も社会にとって有用な一員である」ことを確認することができています。

プログラム05

個別相談

プログラム中で起きてくる様々な悩みや問題に対応するため、個別相談も随時実施しています。
また、ダルクプログラムを修了したメンバーや退寮したメンバーの相談にも応じ、社会の中での孤立化を防ぐなど、アフターサポートも行っています。

啓発活動

沖縄ダルクでは社会が依存症に対しての
理解を深める為に、
さまざまな場所で
講演活動を行っております。